今日は、英語のリスニングに苦手意識を持っている方に向けて、その克服方法をお伝えします。
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リスニングはコツさえ掴めば、飛躍的に伸びます!
私も最初は全然聞き取れませんでしたが、あるコツを掴んでからグッと聞き取るのが楽になりました。
それでは、リスニングでつまずく理由を見ていきましょう。
聞き取れない理由
まず、なぜ英語の聞き取りが難しいのかを考えてみましょう。
大きな理由として、以下の2つがあります。
1 英語は単語と単語のつながり(リンキング)があるから
英語は単語同士がつながって発音されることがよくあります。
例えば、'What are you doing?' が 'Whatcha doing?' のように聞こえることがあります。
単語と単語の間を滑らかにつなげて発音すること、これがリンキングです。
英語の文字を見ると分かるのに「文字と音が一致していない」と感じているの方は、たくさんいます。
その理由がリンキングです。
2発音を知らない
知っている単語なのに、発音の仕方を知らなかったり発音が間違っていると、聞き取ることができません。
例えば、comfortableの正しい発音は「カムフタブル」 /ˈkʌmf.tə.bəl/ です。
しかし、誤った発音やアクセントで覚えている方が多くいます。
間違った発音で認識していたら、ネイティブがcomfortableと言っても聞き取れません。
単語の発音が分からなかったり自信がないと思ったら、googleなどで音声をチェックしてみてください。
リスニング克服のコツ
では、どうやってこのリスニングの壁を乗り越えるか、具体的なコツを見ていきましょう。
コツは、音声変化を知ることです。
音声変化とは、単語の音が文の中で変化する現象です。
音声変化の1つである「脱落」をご紹介します。
脱落とは、特定の音が発音されない、あるいは聞き取りにくくなる音声変化です。
特に、子音と子音が連続する時に、最初の音が聞き取りにくくなります。
例えば、hard time(大変な時)は、hardの「d」とtimeの「t」のような、子音と子音が連続する時に、最初の子音(d)が落ちます。
ハードタイムではなく、ハーッタイムのような発音になります。
他にも、「連結」という音声変化があります。
連結は、単語の最後の音が次の単語の最初の音とくっついて、新たな音を作って発音される現象です。
例えば、eat out(外食する)を発音する時、eatの「t」とoutの「o」がくっついて、「タ」の発音になります。
イートアウトではなく、イータウッのような発音になります。
私は音声変化について、留学後に帰国してから知りました。
音声変化を知ったことで、日本にいながらにして、グッとリスニング力がアップしました。
日本にいてもリスニング力を鍛えることができます。
リスニングアプリ
日常的にできる練習方法を紹介します。
おススメのアプリが「English Central」です。
映画のワンシーンやCM、 インタビュー、ニュース、スピーチなどの動画を集めたもので楽しみながら英語を勉強できます。
各動画は30 秒〜2分くらいの長さです。
初心者は、短い動画を使って練習するのがよいでしょう。
YouTube、映画やドラマは尺が長くて負荷が大きすぎるためお勧めしません。
聞き取れないときの対策
聞き取れないときは、音声の速度を落としてゆっくりな速度で聞くことです。
ゆっくりな速度だと音が分析できて聞き取りやすくなるからです。
慣れてきたら自然なスピードに合わせていきましょう。
次に、英文を見ながら、音声の後に続いて発音を真似る練習をします。
これにより、文字と音を一致させ、音のつながりや発音に慣れてきます。
まとめ
English Centralは、短い動画が多いので、負荷が少なく続けることができます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、続けることで確実に聞き取る力は上がります。
実際にEnglish Centralで音読をされている生徒さんは、リスニングの悩みがグッと減りました。
リスニングは時間をかけて磨くスキルなので、焦らずコツコツやることが大切です。
続けるためには楽しくできることが大事ですので、English Centralはおススメです。
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